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「木桶による発酵文化サミット in小豆島」に参加しました

2023年1月27日、最初のプロダクト〈酒樽サウナ〉開発に向け、(株)宍粟印社員3名で小豆島を訪ねました。毎年この時期に開催される「木桶による発酵文化サミット in小豆島」を見学させていただくのが目的です。

ヤマロク醤油様 倉庫内

味噌、醤油、日本酒、みりん、いずれも日本の発酵文化の中で育まれてきたものですが、現在木桶を使って作られる商品は全体の1%程度、桶を作る桶屋は全国で1社のみとのこと。絶滅の危機に瀕しているそうです。

箍(タガ)の作成
箍(タガ)の下に据える紐

そんな状況のなか、若い醸造家たちが毎年1月に集まって新桶づくりを始めたのがこのイベントの始まり。醸造家、酒造メーカー社員から道の駅オーナー他販売のプロなどなど、日本古来からの発酵文化を愛するあらゆる人が「良いものを残していく」という強い意思を持って集結しています。参加人数は年々増加していて、徐々に大きなイベントへと発展しています。

木桶職人復活プロジェクトの中野氏

今回のイベント参加で多くの木桶職人の皆さんと出会うことができました。また、この発酵文化を大切にし、本物を世の中に広めようとされている流通関係の皆さんにもお話を伺うことができました。私達はこの出会いを大切にし、最初のプロダクト実現に向けて進んで参ります。